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新型コロナウイルス感染症特別貸付の申請方法を解説(日本政策金融公庫)

新型コロナウイルス感染症特別貸付の申請方法を解説日本政策金融公庫

現在、新型コロナウイルスによる影響で売り上げが減少している企業や個人事業主が多いと思いますが、僕が働く会社でもコロナの影響を受けて売り上げが減少しました。この記事を読んでいるあなたもコロナの影響があったと思います。

そこで、コロナ融資と言われている、日本政策金融公庫で新型コロナウイルス感染症特別貸付の融資を受けました。

なぜ、銀行の融資ではなく、日本政策金融公庫の融資を受けようと思ったかと言うと、実質無利子だからです。

経理の方や融資を受けたことがある方なら分かると思いますが、無利子で借りれる事はなかなかありません。無利子でお金を借りれるのは友達や家族くらいですよね?法人が銀行で借りるなら約2〜4%、銀行以外の消費者金融等なら約5〜18%になります。もちろん条件によって変動があってもっと安くなったりしますが、無利子では借りれません。

この記事では、実際に日本政策金融公庫から新型コロナウイルス感染症特別貸付を3年間無利子で2000万円借りた方法を解説していきます。

※制度の内容が変更になる場合がありますで、ご了承お願い致します。

はじめに

日本政策金融公庫とは?

日本政策金融公庫は、国が100%出資する金融機関で、銀行よりも低金利で起業資金も融資している機関です。

平成20年に国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫、国際協力銀行が統合され日本政策金融公庫が設立されました。

日本政策金融公庫には、「国民生活事業」「中小企業事業」「農林水産事業」の3つの窓口があります。

国民生活事業・・・小規模事業者や創業企業のほか、入学資金など
中小企業事業・・・年商5〜10億以上の企業が対象
農林水産事業・・・農家や漁師、水産加工業者など

 

日本政策金融公庫のメリット

低金利

冒頭でも記載しましたが、通常、法人が銀行で借りるなら約2〜4%、銀行以外の消費者金融等なら約5〜18%になります。

それが、国民生活事業なら無担保で1.66〜2.45%で借りれますし、中小企業事業なら0.30〜1.30%で借りれます。農林水産事業においては無利子から0.37%で借りれます。

国民生活事業(主要利率一覧表)

銀行より借りやすい

通常、お金を借りる場合銀行から借りると思いますが、銀行の融資審査は決算書や試算表などを見て財務状況や金融機関の取引状況を見ます。ですから、実績のない創業間もない会社の場合、融資はおろか口座開設も苦労します。

一方、日本政策金融公庫の場合は、アドバイスを受けながら創業時から利用できる融資制度があります。

会社の信用がつく

日本政策金融公庫で融資を受けることによって、融資の実績が付くので他の金融機関で融資を受ける際に通りやすくなります。もちろん、しっかりと返済をすることが前提ですが…。

日本政策金融公庫のデメリット

審査が長い

融資審査の時間は銀行に比べると長いです。銀行が1週間程度で審査が終わりますが、日本政策金融公庫の場合は約1ヶ月ほどかかります。もちろん、資料がしっかりとそろっていたり、実績があれば審査の時間は短縮されます。

ビジネスをする上でスピードは大事ですから、業種によってはなかなかビジネスを始められない場合もありますので注意が必要です。

新型コロナウイルス感染症特別貸付

新型コロナウイルス感染症特別貸付の概要

対象新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な業況悪化を来している方であって、次の1または2のいずれかに該当し、かつ中長期的に業況が回復し、発展することが見込まれる方

1.最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している方

2.業歴3ヵ月以上1年1ヵ月未満の場合等は、最近1ヵ月の売上高が次のいずれかと比較して5%以上減少している方
(1)<過去3ヵ月(最近1ヵ月を含みます。)の平均売上高
(2)令和元年12月の売上高
(3)令和元年10月から12月の平均売上高

融資限度額6000万円
利率(年)利率:3,000万円を限度として融資後3年目までは基準利率-0.9%、4年目以降は基準利率
3年目までまでは利子補給されるため実質無利子で、3年目以降も低金利で借入可能です。
返済期間設備資金 20年以内(うち据置期間5年以内)
運転資金 15年以内(うち据置期間5年以内)
担保無担保

上記が概要になりますが、簡単に言うと以前に比べて売上が5%以上下がっていれば、最高3000万円まで3年間無利子で借りれますよと言うことです。

無利子で借りれますが、銀行などの融資の返済に使ってはいけませんので、ご注意ください。

利子補給は、まだ詳細は決まっていませんが国が利子を補填する事で、一度利子を払いますが、後から返金される仕組みです。

申請方法

必要書類(国民生活事業の場合)

個人事業主の方

①借入申込書 [PDF記入例]
※インターネット申込の場合は、借入申込書に代えてお申込データ受付確認の受信メール(印刷したもの)をご提出ください。
②新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書 [PDFWord記入例]
③最近2期分の確定申告書(一式)のコピー
※青色申告の方は青色申告決算書、白色申告の方は収支内訳書を含みます。

はじめて利用する方
④商売の概要 [PDFExcel記入例]
⑤運転免許証(両面)またはパスポート
⑥許認可証のコピー(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる方)

法人の方

①借入申込書 [PDF記入例]
※インターネット申込の場合は、借入申込書に代えて、お申込データ受付確認の受信メール(印刷したもの)をご提出ください。
②新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書 [PDFWord記入例]
③最近2期分の確定申告書・決算書のコピー(勘定科目明細書を含みます。)

はじめて利用する方
④法人の履歴事項全部証明書または登記簿謄本(原本) [PDFExcel記入例]
⑤商売の概要
⑥代表者の運転免許証(両面)またはパスポート
⑦許認可証のコピー(飲食店などの許可・届出等が必要な事業を営んでいる方)

※設備資金をお申込の場合は、見積書をご提出ください。
※上記のほかに、面談の際に帳簿等の資料の提出が必要です。
※税務申告が1期しか完了していない方は1期分をご準備ください。事業をはじめて間もない方で税務申告未了の場合は提出の必要はありません。

必要書類(中小企業事業の場合)

個人事業主の方

①借入申込書[PDF(中小企業事業用)]
②最近3期分の申告決算書(勘定科目明細書を含みます。)
③最近の売上高が把握できる資料(試算表など)

現在、中小企業事業をご利用いただいていない方
④印鑑証明書(原本)
⑤最近2期分の所得税に係る納税証明書
⑥直近の消費税の未納税額がない証明(その3又はその3の3)

法人の方

①借入申込書[PDF(中小企業事業用)]
②最近3期分の税務申告書・決算書(勘定科目明細書を含みます。)
③最近の売上高が把握できる資料(試算表など)

現在、中小企業事業をご利用いただいていない方
④法人の登記事項証明書(原本)
⑤代表者個人の印鑑証明書(原本)
⑥最近2期分の法人税の税額証明(その1)
⑦直近の消費税の未納税額がない証明(その3又はその3の3)

 

実際、必要書類を揃えるのは大変だと思います。例えば個人事業主であれば、毎月ちゃんと帳簿をつけていなければ、売上が減少した書類を作成するために帳簿を作成したり、法人であれば、決算書類などが必要になってきます。

そういう時に税理士に頼むとすぐに、書類を用意してくれるのでとても楽です。

まだ、税理士と契約してない方や、今の税理士に不満がある場合は税理士ドットコムで税理士を探すのがおすすめです。

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郵送・インターネットで申請

郵送

必要書類を最寄りの支店へ郵送してください。もちろん、直接窓口へ提出する事も可能です。
日本政策金融公庫の支店検索はこちら

インターネット申請

インターネットから申請する場合は下のボタンから申請できます。

インターネット申請はこちら

その後、 借入申込書の代わりに「お申込データ受付確認」の受信メールを印刷して、必要書類と一緒に郵送します。

申請後の流れ

電話

日本政策金融公庫から電話が来て、面談の日を予約します。その後、面談時に必要な書類の一覧が郵送されてきます。

僕の場合は、必要書類を郵送してから5日後くらいに電話が来ました。

面談

申し込んだ支店に行き、担当者の方と1時間ほど面談します。(会社に日本政策金融公庫の担当者が来る場合もあります)面談時に必要な書類はコピーを持って行くと担当者の方がコピーする時間が無くなり早く終わります。

面談では申込内容の資金の使いみちや、事業の状況などが聞かれます。また、返済方法などが聞かれます。

担当者の方は、お金を貸さないように面談をするのではなく、出来るだけ貸す様に動いてくれるので、なるべく聞かれた事は正直に答えましょう。

僕の場合、月の販売管理費と現在の銀行から借入の合計金額を聞かれました。日本政策金融公庫としては、コロナウイルスの影響が続きそうな2、3ヶ月分の販売管理費を融資する考えだそうです。また、日本政策金融公庫は”株式会社”日本政策金融公庫で民間っぽいですが、国が100%出資しているため民業を圧迫してはならないという原則があります。ですから、銀行からの借入金額の合計を超える金額は融資できないと言われました。

面談後

数日後に電話が来て、融資額が伝えられます。

僕の場合は、月の販売管理費が約1000万円、銀行からの借入金額の合計が3000万円だったため日本政策金融公庫から2000万円借りれることになりました。

郵送物

電話の後に書類が送られてきます。必要書類に記入捺印し、印紙と印鑑証明を準備する必要があります。

ご融資のお知らせ・借用証書 記入方法を見ながら、借りる人と連帯保証人の署名、実印の捺印をしてください。

収入印紙 融資額に対して印紙額も変わります。借用証書の収入印紙貼付欄に金額の記載があるため、その金額の収入印紙を貼り付け、借主の実印を押印してください。
(印紙は郵便局で購入できます。)

印鑑証明書 借主・連帯保証人共に各1通(融資日から3ヶ月以内のもの)が必要です。

預金口座振替利用届 口座振替をする金融機関に行き、確認印を押印してもらいます。

送金先口座の通帳もしくはコピー 郵送する場合はコピーで大丈夫です。通帳の表紙と1ページ目をコピーします。

団体信用生命保険の申込用紙 借りた本人が、死亡や障害を負った時に、生命保険によって返済するという保険です。加入は任意ですが、途中からの加入が出来ませんのでご注意ください。

その他書類 上記の書類の他にも必要な書類が書かれている場合があります。

以上の書類を同封されている封筒に入れ、簡易書留で返送します。

入金

返送した書類に不備が無ければ、通常3日後に指定した口座に振り込まれます。現在混み合っているため1週間かかる場合もあるそうです。

最後に

申請の流れのまとめ

①必要書類を郵送 → ②面談 → ③書類を返送 → ④入金

簡単に説明すると上記の流れになります。

申請から入金までは約1ヶ月ほどになります。

今の税理士に満足してますか?

融資を受けるにも、様々な書類が必要で大変だと思います。

新型コロナウイルスの影響を受け、すぐに融資を受けなければいけない状況なのに、書類をそろえるのに時間がかかり、中々借りれない場合も多いと思います。

そういう時に税理士と契約していると、すぐに資料を準備してくれて助かります。

ただ、税理士によっては忙しくて対応が遅かったり、料金が高かったりします。

そのような事がないように自分に合った税理士を探すことが大事です。

まだ、税理士と契約してない方や、今の税理士に不満がある場合は税理士ドットコムで税理士を探すのがおすすめです。

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以上、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付の申請方法をまとめてみました。