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Excel「給与・賞与計算、賃金台帳」エクセル無料テンプレート【使い方解説】

Excel「給与計算・賞与計算・賃金台帳」エクセル無料テンプレート【使い方解説】

お店や事業所を管理していると、面倒なものの1つが給与計算ですよね?

  • 健康保険、厚生年金、雇用保険、源泉徴収をいくら給与から引けばいいのか分からない
  • 税理士に毎月給与計算してもらうのはお金がかかる
  • 会計ソフトを導入するのはお金がかかるし、操作方法を覚えるのが大変
  • Excel(エクセル)やWord(ワード)は初心者だから苦手

上のような事を悩んでる方は多いのではないでしょうか?

実際に僕が店舗を管理していた時に、給与計算は面倒な仕事の1つで1人1人計算していると時間がかかるし、計算が正しいか不安でした。

なので、給与・賞与計算と賃金台帳をExcel(エクセル)が苦手な初心者の人でも、簡単に入力ができるように、入力する所は最低限になるように関数を入れて作りました。

解説を読んで頂ければ、基本的には使えると思います。

また、税率や保険料率が変更になった場合はなるべく早くテンプレートを更新しますので、税制改正等がありましたら、このページを見に来て再度ダウンロードして下さい。

※最善を尽くしてテンプレートを作成しておりますが、税法の改正や関数の入力ミスにより正しい計算がされない場合がありますので、給与の試算や確認などに活用していただければと思います。(必ず利用規約をご確認ください。)

給与、給料、賃金、額面、手取りの違いは?違いを徹底解説!!
給与、給料、賃金、額面、手取りの違いは?違いを徹底解説!!「今の会社で、額面でいくら貰っているの?」「会社は給料いくらなの?」などの質問をされたり、答えたりした経験がある人が多いと思います。 ...

目次

給与計算・賃金台帳 テンプレートについて

このテンプレートで出来ること

  • 従業員の給与計算、賞与計算や賃金台帳の作成を簡単にできます。
  • 社会保険の保険料額や源泉徴収の税率は令和2年2月で現在のものです。
  • テンプレートでは20人まで管理できます。(行を増やせばそれ以上の人数も可能です)
  • 扶養している人や、扶養されている人も計算できます。

 

Excelはマイクロソフトの公式サイトから購入すると、他のソフトも同梱されていて値段が高いです。

なので、まだExcel(エクセル)を持っていない方はAmazonや楽天からの購入がおすすめです。

無料ダウンロード

無料ダウンロードダウンロード

 

 

 

ダウンロード方法は「無料ダウンロード」をクリックして、開いたページで「DOWNLOAD」をクリックして下さい。

テンプレートはExcel2016で作成しました。

(バージョンがExcel 2007以降なら基本的には使えます)

ご使用の環境(OS・ブラウザ等)によっては、デザインが適切に表示されない場合があります。調整してお使いください。


最初の設定

ダウンロードを完了したら

「payroll_accounting_sheet」というファイル名でダウンロードされます。

タブダウンロードしたファイルを開いて(基本的にはダウンロードのフォルダに入っています)、「社員データ」のタブをクリックして下さい。

下で説明するものは、「社員データ」のシートで行って下さい。

入力箇所

入力箇所どのシートでも共通で、

背景色が紺色のセルは、元々入力されているか、自動で計算されて表示されます。

背景色が灰色のセルは、自動で計算されて表示されます。

なので、基本的には背景が白のセルだけ入力します。

日付を設定

社員データ 日付

「社員データ」のシートの上中央に、日付を入力する箇所があります。

最初は、このExcelファイルを開いている日付が表示される関数が入力されています。

ここに入力された日付の月が下の画像のように、「給与計算」と「賞与計算」のシートの左上の月に反映されます。

給与計算 日付賞与計算 日付

 

 

なので、「社員データ」の日付の箇所には、給与や賞与を計算する日付を入力して下さい。

健康保険料を設定

医療保険(健康保険)の種類

職場で加入する
医療保険の例
  • 健康保険組合(組合管掌健康保険)
  • 協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)
  • 共済組合・共済制度(国家公務員、地方公務員、私学教員)
  • 船員保険
地域
  • 国民健康保険(自営業、自由業、農林業 等)

上記のように、健康保険には様々な種類があります。

給与計算の中で、一番厄介なのは健康保険だと僕は思います。

理由は、どの健康保険に加入するかで、給料から控除する利率が変わるからです。

この記事を見ているあなたの会社や営業所では、協会けんぽに加入している所が多いと思います。

給与計算・賃金台帳のテンプレートで健康保険を設定

協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)の場合の設定

このテンプレートでは協会けんぽの保険料は各都道府県ごとにデータとして入っています。

そのため、営業所のある都道府県を選択して頂ければ、その都道府県の健康保険料で計算されます。

営業所 選択設定方法は上の画像のように、「社員データ」のシートの上中央の営業所の箇所で、給与計算をする事業所の都道府県を選択して下さい。

選択の仕方は、東京と入っているセルをクリックすると、右に▼が出るので、▼をクリックしてあなたの営業所の都道府県を選択して下さい。

協会けんぽ以外の健康保険に加入されている場合の設定

協会けんぽ以外の場合は、金額の設定や利率を変える必要があります。

タブ その他まずは、「その他」のタブをクリックして下さい。

その他 保険料一覧

赤枠の中の数字を、加入している健康保険の保険料に入力し直して下さい。(厚生年金の保険料は変わらないはずです)

加入している健康保険の事務所に問い合わせをすれば、健康保険料額表を貰えると思います。

入力するのは大変ですが、1度入力すれば後は簡単です。

営業所 その他

設定方法は上の画像のように、「社員データ」のシートの上中央の営業所の箇所で、その他を選択して下さい。

選択の仕方は、東京と入っているセルをクリックすると、右に▼が出るので、▼をクリックして選択して下さい。

入力の仕方

社員データのシート

タブ

引き続き、社員データのシートで入力を行います。

入力箇所 説明
使うときに入力する所は、上記の①~⑨です。

①従業員の名前を入力

②雇用形態を選択

③甲・乙区分を選択

④扶養している人数を入力

⑤雇用保険の加入状況を選択

⑥通勤手当の金額を入力

⑦総支給額の金額を入力

⑧健康保険の区分を選択

⑨厚生年金の区分を選択

①従業員の名前を入力

入力 名前

名前の下に従業員の名前を、入力して下さい。(最大20名まで入力できます)

②雇用形態を選択

入力 雇用形態

右の▼をクリックして、正社員かパート等を選択して下さい。

パートの場合は年収によって所得税額が変動するので、見込みの年収を選択してください。パートで年収が130万円以上の場合は、「パート等」を選択して下さい。

パートの年収目安
  • 年収103万円以下
    [月収]85,000円位まで
    [時給]1000円位
    [日数]週3~4日(5~6時間)
  • 年収130万円未満
    [月収]108,000円位まで
    [時給]1000円位
    [日数]週3~4日(6~7時間)or週5日(5時間)

③甲・乙区分を選択

甲乙区分 選択

右の▼をクリックして、源泉徴収の甲、乙を選択して下さい。

ここにボックスタイトルを入力

  • 「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の提出がある場合に適用されます。主たる給与の支払先であればこちらが適用され、大半の従業員の場合に甲欄を適用します。

  • 「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の提出がない場合に適用します。 2ヵ所以上から給与を貰っていて、別の会社で「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を提出している従業員に対して乙欄を適用します。

※「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」は年末調整の際に提出する書類です。
国税庁のサイトから申告書をダウンロードできます。

④扶養している人数を入力

入力 扶養人数

扶養人数を入力して下さい。

扶養とは
  • 扶養控除の概要
    納税者に所得税法上の控除対象扶養親族となる人がいる場合には、一定の金額の所得控除が受けられます。これを扶養控除といいます。
  • 扶養親族に該当する人の範囲
    扶養親族とは、その年の12月31日(納税者が年の中途で死亡し又は出国する場合は、その死亡又は出国の時)の現況で、次の四つの要件のすべてに当てはまる人です。
    ※出国とは、納税管理人の届出をしないで国内に住所及び居所を有しないこととなることをいいます。
    (1)配偶者以外の親族(6親等内の血族及び3親等内の姻族をいいます。)又は都道府県知事から養育を委託された児童(いわゆる里子)や市町村長から養護を委託された老人であること。
    (2)納税者と生計を一にしていること。
    (3)年間の合計所得金額が38万円以下(令和2年分以降は48万円以下)であること。
    (給与のみの場合は給与収入が103万円以下)
    (4)青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。
    出典:国税庁No.1180 扶養控除

簡単に説明すると、収入の無い子供や親を養っていると税金が安くなりますよという制度です。上記以外にも配偶者控除や配偶者特別控除がありますが、今回は考慮しません。

⑤雇用保険の加入状況を選択

選択 雇用保険 加入状況

右の▼をクリックして、雇用保険の加入状況を選択して下さい。

雇用保険とは
  • 雇用保険の概要
    雇用保険は国の社会保険制度の一つで、「労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進」を目的として、様々な保障を受けることができます。保障で一番有名なものは、失業保険です。失業保険は職を探す間、手当を受給できるというものです。
  • 雇用保険の適用範囲
    雇用保険は、労働者を雇用する事業は、その業種、規模等を問わず適用されます。
    パートについては以下の基準に該当すれば、加入手続きが必要です。
    (1)31日以上引き続き雇用されることが見込まれる者であること。具体的には、次のいずれかに該当する場合をいいます。
    ・期間の定めがなく雇用される場合
    ・雇用期間が31日以上である場合
    ・雇用契約に更新規定があり、31日未満での雇止めの明示がない場合
    ・雇用契約に更新規定はないが同様の雇用契約により雇用された労働者が31日以上雇用された実績がある場合
    (2)1週間の所定労働時間が 20 時間以上であること。
    出典:厚生労働省 雇用保険の加入手続はきちんとなされていますか!

簡単に説明すると、会社で働く社員は雇用保険の加入義務があって、パートの場合は基準に該当すれば加入義務が発生します。

⑥通勤手当の金額を入力

入力 通勤手当

通勤手当の金額を入力して下さい。

通勤手当の課税と非課税
  • 通勤手当の概要
    通勤手当は自宅から職場までの交通費ですが、所得税の計算では通勤手当は一定額まで非課税になります。社会保険料の計算には、通勤手当を含んで計算するので注意が必要です。
  • 交通機関を使う場合
    合理的な運賃の金額が、15万円まで非課税。
    (合理的な運賃なので、グリーン車などは課税対象になります)
    定期券も同様に15万円までが非課税です。
  • 自動車や自転車などを使う場合
    通勤距離によって非課税の上限が変動します。

    片道55キロメートル以上である場合31,600円
    片道45キロメートル以上55キロメートル未満である場合28,000円
    片道35キロメートル以上45キロメートル未満である場合24,400円
    片道25キロメートル以上35キロメートル未満である場合18,700円
    片道15キロメートル以上25キロメートル未満である場合12,900円
    片道10キロメートル以上15キロメートル未満である場合7,100円
    片道2キロメートル以上10キロメートル未満である場合4,200円
    片道2キロメートル未満である場合(全額課税)

    出典:国税庁 通勤手当の非課税限度額の引上げについて

  • 交通機関+自動車や自転車を使う場合
    「交通機関の金額」+「自動車や自転車などを使う場合」の金額の合計が15万円まで非課税になります。

簡単に説明すると、電車やバスで通勤する従業員に支払う通勤手当は、基本的に15万円までが所得税がかかりません。

⑦総支給額の金額を入力

入力 総支給額

総支給額の金額を入力して下さい。(通勤手当の非課税の分も含めた金額を入力して下さい。)

入力すると標準報酬月額(社会保険を計算するための金額)が自動で入力されます。

総支給額とは
  • 総支給額の概要
    総支給額は基本給+時間外手当(残業代)+各種手当を合計した金額で、社会保険や税金を引く前の金額です。
  • 基本給
    様々な手当を含まない給料の事です。
  • 時間外手当(残業代)
    時間外手当には下記の通り5種類あり、割り増し賃金になります。
    ・時間外手当1(1日8時間以上or週40時間以上勤務)
    ・時間外手当2(1ヶ月45時間or年間360時間以上勤務)
    ・時間外手当3(1ヶ月60時間以上勤務)
    ・休日手当(法定休日出勤)
    ・深夜手当(22時~5時まで勤務)
  • 各種手当
    通勤手当、皆勤手当、役職手当、住宅手当など

⑧健康保険の区分を選択

健康保険 選択

右の▼をクリックして、介護保険があるか選択して下さい。
(基本的に40歳以上の場合は介護保険ありです)

介護保険とは
  • 介護保険の概要
    介護保険とは、介護費用や老化に起因する疾病を保障する仕組みです。
  • 介護保険の適用範囲
    40歳以上全員保険者はになり、死亡するまで保険料を払う必要があります。介護保険の被保険者は、65歳以上の第1号被保険者40~64歳までの第2号被保険者に分類されています。

⑨厚生年金の区分を選択

厚生年金 選択

右の▼をクリックして、厚生年金に加入しているか選択して下さい。

加入している場合は、「一般、坑内員・船員」を選択して下さい。

給与計算のシート

給与計算 タブ

次は、給与計算のシートで入力を行います。

入力箇所 給与計算

使う箇所は、上記の①~⑧です。

①各項目の合計を表示

②勤怠情報を入力

③支給額を入力

④社会保険料を表示

⑤その他の情報を表示、住民税や貸付金の金額を入力

⑥各調整額を入力

⑦備考があれば入力

⑧時間外手当の情報を入力

①各項目の合計を表示

合計 表示

この部分には関数が入力されていますので、自動で合計が表示されます。

表の右側の合計も同様です。

勤怠情報を入力

勤怠 入力

出勤日数や残業時間などの日数や時数を入力して下さい。単位は自動で入力されます。

出勤日数・欠勤・遅刻早退・有給は1日単位で、出勤時数・平日普通・平日深夜・法定休日普通・その他時間外は1時間単位で入力して下さい。

③支給額を入力

支給額 入力

支給する金額を入力して下さい。

青で囲まれた部分は、従業員に支給する手当の名前を入力して下さい。
(背景に色がある部分ですが、入力しても問題ありません。)

時間外手当の金額は⑧を入力後に自動で入力されます。
(時間外手当は、残業時間が休日の深夜などの計算が複雑になる場合は、”E19″~”W19″に入力されている部分の関数を削除して、直接金額を入力した方が良いです。)

通勤手当は、社員データのシートで入力した金額が自動で入力されます。

立替金は、従業員が経費を立て替えた金額を入力して下さい。

総支給額は、基本給~立替金の合計が自動で入力されます。

基本給・各種手当について

社員データ⑦でも触れていますが、具体的には下記の通りとなります。

  • 基本給
    基本給は入社時に決めると思いますが、様々な手当を含まない給料の事です。
    時給に換算した際に、最低賃金を下回らないように注意が必要です。
  • 各種手当
    手当は法律での縛りは無く、各企業の裁量によって決まりますので、基準などは社内規定等で決まっている会社が多いです。代表的な手当は、通勤手当、皆勤手当、住宅手当、役職手当、家族手当、資格手当などがあります。

 

④社会保険料を表示

社会保険社員データのシートで入力された金額を元に、自動入力されます。

介護保険適用者は、健康保険の金額に介護保険分が含まれています。

 

⑤その他の情報を表示、住民税や貸付金の金額を入力

その他の情報課税対象額、扶養、源泉所得税は自動で入力されます。

特別徴収をしている従業員は、住民税の金額を入力して下さい。

貸付金返済は会社からお金を借りている場合や、給料を前払いしている場合に入力して下さい。

住民税の普通徴収と特別徴収について
  • 普通徴収
    給与から住民税を差し引けない人などが役所や金融機関で納める方法です。
  • 特別徴収
    4~5月に各市町村の役所から通知される税額を、6月から翌年5月まで毎月、給料から控除されるという仕組みです。

⑥各調整額を入力

調整額

年末調整を行った後は、年末調整の金額を入力して下さい。

調整額は振込の金額を間違えた際などに入力して下さい。

年末調整について
  • 年末調整の概要
    所得税は条件を満たせば、納める金額が安くなります。それを年末に計算して最終調整するのが年末調整です。
  • 年末調整で税金が安くなる人(税金が戻ってくる人)
    ・扶養家族がいる人
    ・配偶者がいる人(本人と配偶者の年収に制限があります)
    ・生命保険料、医療保険、地震保険料を払った人
    ・住宅ローン控除2年目以降の人(1年目は確定申告が必要です)
    ・iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入した人

年末調整の計算方法を記載すると長くなるため省略します。

⑦備考があれば入力

備考

狭いですが、何かメモがあれば入力して下さい。

⑧時間外手当の情報を入力

時間外手当の情報

平日普通、平日深夜、法定休日普通、その他時間外には割増賃金の割合を入力して下さい。
(最初に入力されているのは、法律で定められた最低の倍率です。)

所定日数には、月の出勤しなければならない日数を入力して下さい。

時間外手当について
  • 時間外手当の概要
    時間外手当1は、1日8時間または週40時間という法律で定められた労働時間の上限以上働いた分の手当で、通常賃金の1.25倍以上1.5倍以下を支払わなければなりません。
    時間外手当 = 1時間あたりの賃金 × 1.25倍 × 時間外の労働時間で計算します。
    (1時間あたりの賃金=基本給÷1ヶ月あたりの平均所定労働時間÷8時間で計算します。)
  • 時間外手当の種類
    ・時間外手当1(1日8時間以上or週40時間以上勤務)
    ・時間外手当2(1ヶ月45時間or年間360時間以上勤務)
    ・時間外手当3(1ヶ月60時間以上勤務)
    ・休日手当(法定休日出勤)
    ・深夜手当(22時~5時まで勤務)
    の5種類があり、それぞれ割増賃金となります。
    (時間外手当1~3は僕が勝手に呼んでいます。いずれも一般的な呼び方は時間外手当です。)

以上が、給与計算のシートの入力方法です。

後は、各従業員の情報を社員データと給与計算に入力していけば完成です。

賞与計算のシート

賞与 タブ

次は、賞与計算のシートで入力を行います。

賞与の支払いがない場合は入力しなくても構いません。

賞与 入力箇所

使う箇所は、上記の①~⑦です。

基本的には、給与一覧と同じです。

①各項目の合計を表示

②支給額を入力

③税率を表示

④社会保険料を表示

⑤その他の情報を表示

⑥各調整額を入力

⑦備考があれば入力

①各項目の合計を表示

合計 表示

この部分には関数が入力されていますので、自動で合計が表示されます。

表の右側の合計も同様です。

②支給額を入力

賞与 支給

賞与金額は、支給する金額を入力して下さい。

社会保険料控除後の給与(前月)は、賞与を支払う前の月の給与から社会保険の金額を引いた金額を入力します。詳しくは次の③税率を表示で説明します。

③税率を表示

賞与 税率

賞与金額と社会保険料控除後の給与(前月)から自動で計算されて表示されます。

前月の給与の金額(社会保険料等を差し引いた金額)の10倍を超える賞与(社会保険料等を差し引いた金額)を支払う場合と、前月に給与の支払がない場合はこちらのテンプレートでは計算できないため、下記の通りに計算して下さい。

基本給・各種手当について
  • 前月の給与の金額(社会保険料等を差し引いた金額)の10倍を超える賞与(社会保険料等を差し引いた金額)を支払う場合
    ① 賞与から社会保険料等を差し引いた金額 ÷ 6
    ② ① + 前月の給与から社会保険料等を差し引いた金額
    ③ ②の金額を「月額表」に当てはめて税額を求める。
    ④ ③ ー 前月の給与に対する源泉徴収税額
    ⑤ ④ × 6

     この金額が賞与から源泉徴収する税額になります。

    ※賞与の計算期間が半年を超える場合には、賞与から社会保険料等を差し引いた金額を12で割って、同じ方法で計算します。
    そして、求めた金額を12倍したものが源泉徴収する税額になります。

  • 前月に給与の支払がない場合
    ① 賞与から社会保険料等を差し引いた金額 ÷ 6
    ② ①の金額を「月額表」に当てはめて税額を求める。
    ③ ② × 6

     この金額が賞与から源泉徴収する税額になります。

    ※賞与の計算期間が半年を超える場合には、賞与から社会保険料等を差し引いた金額を12で割って、同じ方法で計算します。
    そして、求めた金額を12倍したものが源泉徴収する税額になります。
    出典:国税庁 賞与に対する源泉徴収

     

 

④社会保険料を表示

賞与 社会保険

社員データのシートで入力された金額を元に、自動入力されます。

⑤その他の情報を表示

賞与 その他の情報

課税対象額、源泉所得が自動入力されます。

⑥各調整額を入力

賞与 調整

調整額は振込の金額を間違えた際などに入力して下さい。

⑦備考があれば入力

賞与 備考

狭いですが、何かメモがあれば入力して下さい。

 

以上が、賞与計算のシートの入力方法です。

その他

税率が変更になった場合の対処方

税率や保険料率はよく変更されます。

変更がある度に、すぐにこちらのテンプレートも利率を修正しアップロードしますが、すぐに対応できない場合もありますので、利率の修正方法を説明します。

雇用保険などは変更になる場合が少ないので、説明は省略します。

源泉徴収税額が変更された場合

源泉徴収額が変更になった場合、国税庁のHP源泉徴収税額表がダウンロードできます。
(Googleなどで「〇年分源泉徴収税額表」と検索しても大丈夫です。)

テンプレートの税額表に、ダウンロードした税額表をコピーすればできます。

詳しく説明すると、

国税庁 源泉徴収税額表

国税庁 パンフレット・手引きのページの「源泉所得税関係」の「源泉徴収税額表関係」の箇所に「令和〇年分源泉徴収税額表」がありますので、クリックして下さい。

国税庁 税額表 ダウンロード

次に、アクセスしたページで給与所得の源泉徴収税額表(月額表)(PDF/Excel)、賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表(PDF/Excel)をダウンロードして下さい。

ダウンロードが完了したら、給与計算・賞与計算・賃金台帳のテンプレートを開いてください。

タブ 再表示

下のタブ上で右クリックをして、再表示を選択して下さい。

タブ 再表示 税額表

表示するシートの中から「源泉月額表」を選択して、「OK」をクリックすると隠れていた「源泉月額表」のシートが表示されます。(「源泉賞与表」も同じやり方で表示できます。)

全選択

国税庁のHPからダウンロードしたExcelファイルを開いて、左上の”A”の左にある緑の三角をクリックして下さい。そうすると、シート内が全て選択された状態になります。

シートが全選択されたら、右クリックをしてコピーか、「Ctrl」+「C」でコピーして下さい。

A1選択

次に、給与計算・賞与計算・賃金台帳のテンプレートを開いて、「源泉月額表」または「源泉賞与表」のシートの”A1″を選択してから、右クリックをして下さい。

fx 貼り付け

貼り付けのオプションの中から「fx」と書かれたイラストをクリックして下さい。

以上で、最新の税額表になります。

健康保険・厚生年金保険の保険料額が変更された場合

健康保険・厚生年金保険の保険料額が変更になった場合、協会けんぽのHPで保険料額表がダウンロードできます。
(Googleなどで「〇年分 健康保険・厚生年金保険の保険料額表」と検索しても大丈夫です。)

テンプレートの保険料額表に、ダウンロードした保険料額表をコピーすればできます。

やり方は、源泉徴収税額表と同じです。

協会けんぽ 保険料額表

協会けんぽの保険料額表のページ「平成〇年度保険料額表」や「令和〇年度保険料額表」をクリックして下さい。(最新のものが1番上にあります)

協会けんぽ 保険料額表

次のページで「〇年度保険料額表(〇年3月分)」または「〇年度保険料額表(〇年4月分から)」をクリックして下さい。(使用する月のを選択して下さい。)

協会けんぽ 保険料額表

次のページで「被保険者の方の健康保険料額(〇年〇月~)」から、テンプレートで使用したい都道府県をクリックして下さい。そうすると、ダウンロードが始まります。

後は、源泉徴収税額表とやり方は、一緒ですが、表示するシートを選択する際にダウンロードした都道府県のシートを選択して下さい。

以上で、最新の保険料額表にできます。

 

Excelから使い方を見る

使い方を見る

各シートの端に使い方を見るというボタンがあります。

ここをクリックすると、この記事が開きます。

編集したExcelファイルを保存する

シフト表 上のタブ保存.png左上の保存マークをクリック(上書き保存)するか、

シフト表 名前を付けて保存.png

左上の「ファイル」→「上書き保存」か「名前を付けて保存」で保存できます。

最後に(まとめ)

給与計算・賞与計算・賃金台帳のテンプレートまとめ

利用規約

・最初の設定
①「社員データ」のタブをクリックを開く
②日付を入力し、日付を設定
③給与計算をする事業所の都道府県を選択して健康保険料を設定
(協会けんぽ以外の場合はその他のシートを編集)

・社員データの入力の仕方
①従業員の名前を入力
②雇用形態を選択
③甲・乙区分を選択
④扶養している人数を入力
⑤雇用保険の加入状況を選択
⑥通勤手当の金額を入力
⑦総支給額の金額を入力
⑧健康保険の区分を選択
⑨厚生年金の区分を選択

・給与計算の入力の仕方
①各項目の合計を表示
②勤怠情報を入力
③支給額を入力
④社会保険料を表示
⑤その他の情報を表示、住民税や貸付金の金額を入力
⑥各調整額を入力
⑦備考があれば入力
⑧時間外手当の情報を入力

・賞与計算の入力の仕方
①各項目の合計を表示
②支給額を入力
③税率を表示
④社会保険料を表示
⑤その他の情報を表示
⑥各調整額を入力
⑦備考があれば入力

・その他
①使い方を見るというボタンをクリックで、この記事が開く
②左上の保存マークをクリックで、保存

以上、給与計算・賞与計算・賃金台帳のテンプレートの無料ダウンロードと、使い方をまとめてみました。

管理者の方が効率良く、仕事ができるように他にもテンプレートなどを作成したいと思っています。

給与、給料、賃金、額面、手取りの違いは?違いを徹底解説!!
給与、給料、賃金、額面、手取りの違いは?違いを徹底解説!!「今の会社で、額面でいくら貰っているの?」「会社は給料いくらなの?」などの質問をされたり、答えたりした経験がある人が多いと思います。 ...